MITTAN



ZR-11

残布団


オーガニックコットンの落ち綿を混ぜた綿を、ガラ紡で紡績した糸を緯糸に、屑繭等、絹の製糸に使用できない部分を再度紡績した絹紡紬糸を経糸に使用して、ションヘル織機で山型の斜文組織柄に織ったオリジナル生地を使用しています。ガラ紡によって作られる糸の節感が、低速で織られるションヘル織機独特の柔らかさと相成って、まるで手織りのような風合いとなっています。

上記の生地の残布を再利用した製品になります。残布の継ぎ合わせは大阪は豊中にある、工房羅針盤の利用者の方にお願いしています。型にとらわれず自由にミシンで継がれているので、同じものは2つとありません。製品は継ぎ合わされた生地を用いて、大正8年創業の洛中髙岡屋の職人の方々によって、全て手作業で作り上げられています。座布団の綿入れを手作業で行うことで、均一で⻑時間座っても疲れにくく、骨盤や背骨をしっかり支えてくれる心地の良い座布団に仕上がります。色々と種類のある座布団の中でも「京座布団」というタイプです。詳しくはこちらをご覧ください。

※中わた綿の性質上、ご家庭での洗濯はご遠慮ください。風通しの良いところで日陰干しをし、布団叩きのご使用はお控えください。また切り放しの為、生地端が解ける使用になっています。解れが気になる場合はハサミ等で切ってください。アフターメンテナンス(綿の詰め直しや、丸洗いクリーニング、仕立直し)も承っております。ご要望の方はご相談ください。

※濃色で染色しています。強い日光に当てると退色します。購入直後は色移りの可能性がありますので、淡色の物と接触させる場合は布を敷いていただくなどご注意ください。万が一色移りした場合にはご相談下さい。(濃紺・墨黒・黒)

 

 

 表地混率

綿 55%
絹 45%
中わた 100%

 表地原料

アメリカ・カリフォルニア等(綿)
中国(絹)

 表地紡績

愛知・一宮(緯糸)
中国(経糸)

 表地製織

愛知・一宮

 整理加工

愛知・一宮

 

 縫製

大阪・豊中

 仕立て

京都・京都

 染色

東京・文京(濃紺・墨茶・黒)

 色展開

生成* 濃紺 墨茶 黒

 サイズ 

約45cm×45cm

 

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