OP-03DC
大麻ワンピース(草木濃染)
大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
パターンは元々着物の反物でも作れるように、襟ぐりと脇のカーブ以外をほぼ直線で構成し、袖と下身頃、マチに至っては完全な長方形となっています。着物のように平面的な構造ですが、身体を入れることで立体的になり、バイアスになった上身頃と背面のギャザーが自然と身体に馴染みます。また、前面を開けて着ることも可能です。両脇にポケットが付き、別途腰紐が付きます。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※天然藍で染色しています。使用を繰返すことで淡い色へと変化していきます。色移りの可能性があるので、初めは淡色のものとの使用は控え、中性洗剤で洗濯し、陰干してください。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。