JK-42
綾織大麻平面ブルゾン
イタリアのメーカー、Linificioが生産した大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。地厚な生地でありながらも綾織で織られている為、目がつまっていてしなやかなのが特徴です。大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
ほぼ全てのパーツが直線的なパターンになっており、非常に平面的な構造で、着物のように多くの方の体型に自然に馴染みます。前立て及び、裾まわりは通常別のパーツを縫い付ける箇所を、あえて一枚で仕立てる事でシンプルなデザインにしているのが特徴です。ボタンにはタチ貝を用いて全て手縫いで付けています。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤を使用し、日陰で干してください。製品後の加工の為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。(濃紺 墨黒 黒)