
JK-29
羽織ジャケット
生地の経糸には帆布に使われる強靭な綿糸を、緯糸には屑繭等の絹の製糸に使用できない部分を再度紡績した絹紡紬糸を用いています。帆布を織る旧式のシャトル織機によって、綾織組織で高密度に織られたオリジナルの素材です。デニムのように表面には経糸の丈夫な綿が、裏面には緯糸の肌触りの良い絹紡紬糸が出ることで、機能的な素材となっています。
身体とのゆとりを十分にとったビッグジャケット。生地を幅いっぱい使用して、折り紙の様に畳んで縫製することでほぼ残布がでていません。袖のカフスと裾の別布、衿以外は1枚の布でできている非常に平面的な構造で、着物のように多くの方の体型に自然に馴染みます。紐付きです。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合い重視し、非効率ながら敢えて繊維長が非均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。
※紀州備長炭と顔料を使うことによって生まれた自然のムラ感があります。摩擦による色移りがありますが、着用を繰り返すと落ち着いてゆきます。淡色との組み合わせはお控えください。染め直しの際はご相談ください。(炭)
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤、又は濃色用の洗剤を使用し、日陰で干してください。染め直しの際はご相談ください。(濃紺・濃黒)