JK-38
中わた刺し子織ジャケット
経糸にコットンを使用し、表面、中面、裏面にはそれぞれ異なる緯糸を打ち込んだ、3重構造のオリジナルの生地を使用しています。表面のウールは細く密度を上げて織ることで風の侵入を防ぎ、裏面のシルクの絹紡紬糸はしっかりと吸湿をしながら柔からな肌当たりとなっています。中面にスポンディッシュウールの単糸を経糸と組織せずそのまま飛ばす事で、糸の膨らみが十分に生き、中わたの役目をするようになっています。天然繊維のみで、化繊の中わた生地に引けを取らないくらいの防寒性・快適性を目指した企画となっています。また、表から見える刺し子の部分は織りで表現されていますが、こちらの糸には表情が生まれるよう絹紡紬糸を使用しています。
平面的なパターンを採用しながら、機能性を意識したデザインとなっています。前身頃のしっかりとした重なりは風の侵入を防ぎ、緩やかに立ち上がった襟は好みに応じてストール等を使う事を前提にゆとりを持たせています。袖には機能袖を採用することで十分な運動量を確保しています。正面にはパッチポケットが付きます。着丈の長いCT-18の展開もあります。
※お洗濯による寸法の変化が出やすい素材です。お洗濯の際は中性洗剤を使用し、30℃のぬるま湯での手洗い、又は洗濯機のクリーニングコースを使用してください。十分に伸ばしてから干していただくと、元の寸法に戻ります。
※風合いのある天然素材を使用しています。ご着用中に出てきた毛羽は無理に引っ張らず、気になる箇所をカットしてください。随時ケアのご相談も承っております。