KN-12
ウールセーターワイド
糸は南米ウルグアイのウルグアイ産の平均繊度15.5マイクロンの超極細メリノウールを使用しています。滑らかでありながら嵩高性があり、1本取りの糸でハイゲージに編み立てることにより暖かさと軽さを維持しています。原料を大阪は泉州の紡績工場、深喜毛織さんが紡績しています。編み立ての工場は福島の葛尾村にあり、愛知県岡崎に本社工場を持つ金泉ニットさんが国の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金を活用して設立されました。ほぼ日さんの記事に詳しいので参照ください。
ホールガーメントという糸から1着まるごとの状態で、編み機から直接編成される機械を使って作っています。ホールガーメントは縫い代が無いのが特徴で、構造上の制約も多く無縫製の分かえって平面的に仕上がる事もあるのですが、逆にその特性を生かした平面的なセーターとなっています。肩傾斜は水平で、襟ぐり以外は直線で構成されています。リブは伸びてもスチームアイロンや水を通すと元に戻ります。SHIPSさんの別注品で、KN-02よりもゆとりを持たせたデザインになります。