MITTAN

⚫️洗濯について

洗濯について

MITTANの草木染、炭染、ベンガラ染、泥染など天然染料を用いた製品は基本的に通常の化学染料の染色に比べて繊細なので全て手洗い表記となっていますが、洗濯機を利用する場合もあるかと思いますので、ここでは主に天然繊維を用いた製品を洗濯機で選択する場合の注意点をお伝えいたします(また、ウール、カシミヤなどの絨毛製品のお手入れ方法に関しては別途、掲載予定です。系、一部繊細な生地の製品も手洗い表記となっています)。

 

しかし、時間の都合などでやむをえず洗濯機を利用する場合もあるかと思いますので、ここでは主に天然繊維を用いた製品を洗濯機で洗濯する場合の注意点をお伝えいたします。

 

1.洗濯する際はネットを使う

洗濯機を利用する際は一点ずつネットに入れて洗濯機のクリーニングコース(クリーニングコースがない場合はおしゃれ着コースやデリケートコース)を選択してください。

 

※洗濯ネットが大きすぎるとネットの中で衣類が動いてしまいシワの原因になります。また反対に洗濯ネットが小さすぎると衣類の汚れが落ちにくくなってしまいますので洗濯ネットは衣類のサイズにちょうど合ったものを使うようにしてください。

 

参考

・洗濯ネット大(約35×50㎝) ズボン・パンツ、スカート、ニットなど

・洗濯ネット中(約30×33㎝) シャツ、ブラウスなど

・洗濯ネット小(約20×20㎝) 靴下など

 

2.洗剤について

洗剤は直接、衣類につけないように注意してください。また、濃色の衣類の場合は色移りを避けるためにも淡色の衣類と一緒に洗濯することは控えてください。

最初は短時間の洗濯・すすぎ・脱水をおすすめします。

 

※全ての洗濯機のクリーニングコース相当に対する保証はできかねますので予めご了承ください(こちらは海外の洗濯機の場合は湯洗いが標準である場合があるためです)。

 

なお、洗剤に関しては藍染、草木染、泥染の製品を洗濯する場合は漂白剤が入っていない中性洗剤を使用してください。こちらは酸やアルカリに反応しやすい性質を持っているためです。

 

また、手洗い表記のあるものはドライマーク用の洗剤を、色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤か専用の洗剤を使用してください。

 

参考までにMITTANで使用している洗剤をご紹介します。

 

洗濯機表示 https://amzn.asia/d/8cD1s4p 弱アルカリ性

手洗い表示 https://amzn.asia/d/aQ1TfLO 弱アルカリ性(個人としてはウールや草木染めにも使っていますが、問題はないように感じています)

 

退色を防ぎたいけど洗濯機表示のものをしっかり洗いたい場合はこちらもあります。

 

https://amzn.asia/d/5CIOFQn

 

柔軟剤は衣類を柔らかくしてくれたり、静電気や花粉を防いだり、消臭・防臭効果もありますが、どんな衣類にも必要というわけではありません。油膜で衣類をコーティングするため、吸水性を必要とする衣類などには使用しないほうが良いでしょう。

弱アルカリの洗剤で洗って、しっかりすすぐだけでもふんわりと仕上がります。

 

3.乾燥方法について

脱水を弱めにして脱水完了後にすぐに衣類を両手で持って大きく振り、大まかなシワを取ります。

その後、ハンガーなどに吊るし、形を整えながら手で軽くパンパンと叩くと細かなシワも取ることができます。

 

また天然繊維の衣類は程度の差はありますが化学染料であっても草木染めであっても、直射日光に当たると紫外線の影響で色あせや変質が起こる原因となります。

色落ちしても構わない、白くしたいのであれば天日干しでも構いませんが、基本的には紫外線の影響を受けやすいデリケートな衣類は直射日光の当たらない場所で陰干しすることで衣類へのダメージを防ぐことができます。

 

4.衣類の保管方法について

スチームアイロンを使用すれば蒸気の熱により除菌、消臭や防虫効果が期待できます。

ただし、蒸気が残った状態で保管するとカビの原因となるので蒸気や熱が落ち着いてから保管するようにしてください。

 

洗濯ができない場合もスチームアイロンで除菌・消臭ができるので、保管する前にはかけていただけると良いです。特にウールやカシミヤなどは特に繊維がふわっと蘇ります。

 

また、タンスやクローゼットなどの密閉された空間で長期保管する場合は防虫剤を使用した方が良いでしょう。環境にもよりますが、除湿剤も併用することをおすすめします。

 

最後に 洗濯の頻度について

洗濯による摩擦で衣類は段々と傷んでいきますので洗濯の回数は少ないほうが傷みは少なくなります。

しかし、シャツやインナーといった肌に近い場所で着る衣類は汗をかいた場合、できるだけ毎回洗濯するのがおすすめです。

 

そこで、特に手洗い表示の衣類など頻繁な洗濯を避けたほうが良い衣類については、汗や汚れが少なければ洗濯の頻度を減らし、襟周りや袖口等、汗がついたまま放置してしまうと汗じみや黄ばみ、生地がもろくなるのを引き起こす可能性がある箇所については、汗や汚れが付着した場合、できるだけ早く汚れを落とすようにしてください。

その際は強くこすってしまうと摩擦で色落ちする可能性があるので軽く叩くようにしてください。

 

このように汚れが気になるところのみ洗う工夫をすればより永く着ていただけます。

 

※ウール・カシミヤ等の絨毛の製品は汚れが付きづらく、雑菌も繁殖しにくい性質がありますので、本来頻繁に洗濯する必要はありません。

⚫️藍・草木・泥・濃色等の染め直し製品のお手入れ方法

お洗濯方法について
・中性洗剤をご使用ください。(漂白剤や蛍光剤入りの洗剤は色落ちの原因になるので避けてください)
・製品は酸性やアルカリ性に弱いため、汗をかいたり食べこぼしが付着したりしたら放置せずにお洗濯をお願いします。
・色移りを避けるためにも淡色とのお洗濯やご着用はお控えください。
* 詳しいお洗濯方法については、こちらのインスタグラムの投稿をご覧ください。

保管方法について
・直射日光や室内の蛍光灯などの光で退色することがある為、必ずクローゼットやタンスの中などの暗い場所で 湿気を避けて保管してください。

⚫️ウール・獣毛製品のお手入れ方法

お洗濯方法について
・中性の「おしゃれ着洗い用」と書いてあるものをご使用ください。
・ 洗濯機をご使用の際は一点ずつネットに入れて、洗濯機のクリーニングコースをご使用ください。 一回の洗濯量は少量ずつにして、洗濯時間も短時間からお試しください。
* 詳しいお洗濯方法については、こちらのQRコードよりインスタグラムの投稿をご覧ください。

保管方法について
・ 着用後はハンガーに吊るして湿気を逃してから畳んで保管してください。一度ご着用いただいた後は毛並みを 整えてから2、3日休ませると毛玉ができにくくなります。
・ 長期保存の場合は虫食いや変色等の劣化を防ぐ為にも、汚れを落としてから防虫剤や除湿剤と共に クローゼットで保管してください。
* ケア用品については、こちらのインスタグラムの投稿をご覧ください。


MITTAN製品の修繕やお手入れ方法に関するお問い合わせは随時承っております。 CONTACTよりご連絡ください。




 

 

 


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