SH-81B
カディシャツ
(ベンガラ染)
インド・西ベンガルで経糸緯糸共に手紡ぎ、手織りで作られたカディを使用しています。手紡ぎの様子は表地紡績のリンク先、サプライヤーであるCALICOさんのブログに詳しいので参照ください。比較的短繊維のデシコットンを手紡ぎ手織りにすることで生まれる不均一性は、もうひとつの肌のような質感で、光に透かしても美しいのが特徴です。時折ランダムに見られるボーダーは、手仕事による細かな糸のロットの変化によって生まれ、それも特徴の一つとなっています。
シャツは現代の民族服を構成する洋服としての提案になります。構成は洋服のルールに則りながら、極力デザインを削ぎ落とし、機能性に基づいたパターンメイクとしています。具体的には袖山をいせ込み、袖底を高めに設定することで腕周りの運動量を、背中のヨークにタックやギャザーではなく、いせを入れることで背中の運動量を確保しています。また通常シャツで使う接着芯の代わりにふらしで表地を使い、縫製糸は全て綿糸を使う事で柔らかな仕上がりとなっている為に、素肌でも快適に着用が可能です。前立てには手織りの質感が伝わるように生地の耳を使用し、ボタンには淡水貝を用いてます。(SH-03とは異なる貝を使用しています。)
※旧SH-61B
※手織りの布を使用している為、サイズ感や風合いに個体差があります。織りくせ、糸の節、生じる毛玉などは表情の一部とお考えください。機械織りの生地より強度が低い為、過度の負担は避けてください。随時ケアのご相談も承っております。
※天然の顔料を天然ゴムで定着させているので、自然のムラ感があります。色移りを避ける為に、淡色との組み合わせは控え、最初の1、2回は必ず他の物と避けて洗ってください。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。