SH-73
強撚竹プルオーバー
竹は強靭な繊維ですが、そのままだと繊維長が短くて紡績ができない為、綿と混ぜて紡績し、その糸を経緯に使用して平織りにした生地を使用しています。定番で展開している竹の糸に強撚をかけることでシボ感を表現しています。糸には自然の凹凸があり、肌にも密着せず、竹のハリ感が長期間持続する事で特に盛夏でも快適に着ることができます。
オーバーサイズのプルオーバーで、前立てに大胆なタックを入れる事で身体と生地の空間を多くとることで、着ていないかのような解放感があります。肩にいせ込みを入れる事で肩周りの運動量を確保しています。緩やかに立ち上がった襟は本来なら首に直接あたりやすい構造ですが、バイヤスにする事で肌に馴染みやすくシワになりにくいのが特徴です。ゆったりとしたシルエットの為、着脱がしやすいです。
※強撚糸を使用している為、着用により伸びることがありますが、洗濯後に寸法を整えて干すと、元の寸法に戻ります。天然素材独特の糸の節やムラ感は生地の表情とお考えください。糸の節を引っ張ると糸が切れる場合がある為、ご注意ください。
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤を使用し、日陰で干してください。製品後の加工の為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。(濃紺・墨黒・黒)