SH-65M
大麻シャツ2 高密度(泥染)
大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。通常使用している大麻生地よりも細い番手の為、織密度があり、より上質な表情となっています。大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
シャツは現代の民族服を構成する洋服としての提案になります。構成は洋服のルールに則りながら、極力デザインを削ぎ落とし、機能性に基づいたパターンメイクとしています。具体的には袖山をいせ込み、袖底を高めに設定することで腕周りの運動量を、背中のヨークにタックやギャザーではなく、いせを入れることで背中の運動量を確保しています。定番のSH-03よりも若干ゆとりを持たせたシルエットです。ボタンには淡水貝を用いて全て手縫いで付けています。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※車輪梅で染め、泥田で媒染しています。淡色のものとの使用は避け、単独で中性洗剤で洗い、陰干してください。スレ、生地の硬さ、洗濯時に出る泥の粒子等は徐々に落ち着きます。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。
表地混率 |
植物繊維(大麻)100% |
表地原料 |
中国・黒竜江 |
表地紡績 |
中国・山西 |
表地製織 |
静岡・浜松 |
整理加工 |
縫製 |
岐阜・岐阜 |
染色 |
鹿児島・奄美 |
色展開 |
泥染 |
サイズ |
1 2 3 4 |