
SH-121B
やわらか大麻ビッグシャツ(ベンガラ染)
定番の大麻生地と近しい生地厚ですが、織り密度をややタイトに仕上げ、織り上がった後に滋賀の整理工場で生地加工を施し、大麻特有のハリ感を予め柔らかく調整しています。通常の平織り大麻を長く着用することで得られる柔らかさが、最初から備わっているのが特徴です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
身幅に大きくゆとりを持たせたワイドシルエットのシャツです。たっぷりとした生地量ですが、柔らかな素材を使用しているため、自然な波打ちや落ち感が感じられます。平面的なシルエットながら、袖口から裾にかけてマチを入れることで、身体の厚みをカバーしつつ、運動量を確保しています。裾は自然なカーブを描いており、見返し仕様になっています。ボタンには貝ボタンを使用しています。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※天然の顔料を天然ゴムで定着させているので、自然のムラ感があります。色移りを避ける為に、淡色との組み合わせは控え、最初の1、2回は必ず他の物と避けて洗ってください。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。