SC-16X
シルクラミーストール
経糸には極細の生糸を、緯糸には国内紡績の麻番手で500番という極細のラミーを使い、絹織物の産地の群馬県の桐生で織り上げました。ラミーは苧麻とも呼ばれ、通常手紡ぎ・手織りでもこの番手で生地を作るのは難しいのですが、ラミーを紡績後に水溶性の糸と撚糸をし、製織後に水溶性の糸を溶かすことで可能となっています。苧麻・亜麻・大麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
幅が80cmと大判ですが、重さは50g程度しか無く、非常に軽量です。薄手で空気を含む為、真夏も含めオールシーズン使用することができ、通常のストール使いの他に、肩にかけて使うことができます。使用に伴ってシワ感が増しますが、アイロンを掛けて伸ばすことが可能となっています。
こちらのX品番は、精練という経糸の絹のセリシンを除去する段階でシワがついてしまった商品になります。アイロンのプレスでも取ることができません。ただ通常の着用に従ってシワ感はでる商品ですので、気になさる方は多くは無いと考えています。しかし、取ることのできないシワが入った商品を正規品としてはご提案ができかねると判断しまして、今回価格をお下げして商品化しております。
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤を使用し、日陰で干してください。製品後の加工の為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。