
JK-40DC
綾織大麻ジャケット(草木濃染)
イタリア産の大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。地厚な生地でありながらも綾織で織られている為、目がつまっていてしなやかなのが特徴です。大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
現代の農作業着をイメージして構成したジャケットです。襟と袖にステッチを施す事で、強度とデザイン性を兼ね備えています。袖口に向かってテーパードをきかせる事で、作業する際に袖が邪魔にならないような仕様です。また、背中にいせ込みをいれる事で運動量を確保して機能性を持たせています。片手が塞がっていてもボタンが開けられるよう、前立、袖にはスナップボタンを付けています。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合い重視し、非効率ながら敢えて繊維長が非均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。
※天然藍で染色をしています。着用を繰り返す事で淡い色へと変化していきます。色移りを避ける為淡色との組み合わせはお控えください。洗濯の際は中性洗剤を使用し、陰干ししてください。染め直しの際はご相談ください。