MITTAN

・コンセプト

MITTANでは洋服=西洋の民族服と捉えており、自分たちが提案しているものが洋服という認識がありません。便宜的に洋服のアイテム名を用いたりシャツのような洋服のアイテムがあったりしますが、パターンや素材使いといった服作りを構成する複数の要素で洋服にとらわれないあたらしい民族服を目指していると捉えていただけると幸いです。

可能な限りで結構ですので、服の製造工程や解説をお客様にお伝えいただければと思います。今多くの人はどこで自分たちの服が縫われ、生地が織られ、糸が紡がれているかを知りません。また、国内で製造される服は全体の3%に過ぎません。物理的にも精神的にも遠くに行ってしまった服への感覚を少しでも取り戻す事ができれば、自分たちが次に着る服について再考してもらえるのではと思います。

・縫製について

すべて国内、ほぼ関西圏(大阪・兵庫・京都)で縫製をしています。ラインで流すような大きな工場ではなく、数人の工場もしくは個人の職人が1着1着縫製し、弊社アトリエのスタッフで検品しています。縫製糸は基本的にはコートなどの肌に直接触れない一部の商品を除き30番という太めの綿糸で縫製しています。綿糸は通常のポリエステル糸に比べれば縫製時に切れやすく、太さもあるので縫製し辛いのですが、独特の収縮や肌に当たる柔らかさは代えがたいものがあります。また服につくネームは絹と綿で織り、品質表示も綿製のテープを使用しております。綿の縫製糸以外ですと、ポリエステルを芯にして、綿を巻きつけたカバーリングヤーンを使用しています。一部ボタンホールや閂止めにポリエステル糸を使用することがあります。(例PT-04)

・生地について

主に以下の2つの生地を使用しています。

○国内産地の機械織りの生地…播州(兵庫)、尾州(愛知)、湖東(滋賀)、遠州(静岡)が中心。織物工場の職人さんとつくるオリジナル生地も多いです。
○海外産地の手織りの生地 …インド・ラオス・中国が中心です。一部インドの機械織(SC-06)、ペルーの機械織(BA-02、03)もあります。

・染色について

白・黒・紺などの色名が記入してあるもの…化学染料
藍・胡桃・コガネバナなどの染料名が記入してあるもの…草木染

草木染の中での松煙・紅花・醗酵建てによる藍染以外はMITTANのアトリエで染色を行っています。通常の藍表記の服はインド藍の化学建てで染めています。草木染はアルカリや紫外線に弱いため、取り扱いについては商品添付の下げ札の中をご確認いただいてください。

◯:素材の詳細 △:ケア方法
←ウィンドウの巾を狭めていただくと、読みやすくなります→
プリントアウト、及びスマホ表記にも対応しています。
ABC順です

BA-02,03 レイヤードバッグ

世代を超えて使用される、革の鞄に代わるものが綿布でできないかと考えてデザインしました。生地を全て手で裂き、幾重にも重ねて綿糸で縫っています。白は染め直せますし、藍×胡桃も藍を重ねていくことで落ちない汚れも目立たなくなります。リペアも受け付けているので、仮に穴が開いても修理することができます。リバーシブル仕様で、逆にするとポケットが表に出ます。大阪で縫製。

◯ペルーコットンのタイプライター生地。ガス焼きしていないので最初は少し毛羽感がありますが、使い続けると毛羽が落ちてツルツルの質感になっていきます。

△洗濯機の通常コースで丸洗いしていただけます。色落ちを防ぐため、中性洗剤を使用してください。

CS-01 半袖 CS-02 長袖

脇だけで接ぎ合わせた、1枚布のカットソー。神社で使われる形代人形に発想を得ました。特に肩線からアームホールに接ぎ目が無い感じは、お客様もあまり体験されたことが無いかと思います。縫製はロックミシンまで全て綿糸になります。和歌山で編み立て、大阪で縫製。

◯オーガニックの超長綿を使用しています。種は海島綿と同じで、海島綿にはオーガニックが無いため、オーガニックでは最上級の綿だと考えています。60番単糸というTシャツにしては繊細な糸を両面編みにしている為、解けにくく、反り返りにくいです。

△柔らかく編まれている為、変型や毛羽立ちを避けるよう、ネットに入れて洗濯してください。納品時に一度洗濯をしている為縮みはありませんが、洗濯や着用によって寸法が変わってしまったら、縮んだ方向へ優しく引っ張ってください。詳しくは下げ札の中のアテンションにも表記があります。解けにくい素材ですが、部分的に解けた場合は引っ張らず、はさみでカットしてください。

CT-01 半纏コート

日本の綿入れの半纏をベースした、あたらしいコートです。衿と袖が2重になっているので、暖かく、コート下に厚手のセーターも着られるゆとりをいれているので、真冬まで対応できます。ボタンなどのとめはありませんが、前をきっちりとめて防寒が必要な時間は案外限られていますし、衿を立ててポケットに手を入れたり、ピンで留めたりしていただけると、結構大丈夫です。

洋服のコートのような裾広がりのシルエットではありません。衿を立てて前を合わせると、着物のような合わせになり、前丈が跳ねます(短くなります)。洋服では前が跳ねるのはNGとされていますが、MITTANではこのシルエットを提案しています。直線の衿がついているので、パターン上で衿が首に当たるとその分衿が抜けます。(巻物をするとさらに抜けます)そうするとさらに前が跳ねますが、それも良いと考えています。

◯尾州産地産のブランケット素材。カシミヤ混で所謂高級コート地ですが、あえて日本のモチーフと組み合わせています。

△毛並みがあるので、縦方向にブラッシングしてもらうと毛並みが揃い、汚れも落ちます。日常のケアはこれで十分ですが、汚れが気になる時や、シーズン終わりの時にはドライクリーニングをおすすめしてください。手洗いも可能ですが、スチームアイロンで整えるのに少し手間がかかります。

CT-02 リネンウールコート

具体的にどこの民族、というわけではありませんが、衿は直線で、身頃も腕周り以外は直線の完璧なボックスシルエットです。袖も肩傾斜の延長につけているので、比較的どの地域でも見られる民族衣装の形です。

通常ウールの服はスポンジング(縮絨)した状態の生地を買って服にするのですが、これは織機からおろしたままの生機(きばた)をそのまま裁断、縫製した後に、製品で縮絨をかけています。その為表地の縮率と裏地の縮率の差で裾の裏地が出てきて、前端では裏地の方が少し波打つような感じになっています。パターンは四角ですが、縮絨と組み合わせることで、動きを出しています。

◯表地は経糸リネン、緯糸ウールです。ほぼ無地ですが、山型斜文(例:ヘリンボーン)の変型組織をオリジナルで作ってもらいました。表地から白くポツポツとのぞくのがリネンです。経糸、緯糸はあまり意識されないお客様も多いので、説明いただけると納得されます。裏地は綿と和紙の交織です。混紡では無いので、経糸:綿・和紙・綿・和紙…。緯糸:綿・和紙・綿・和紙…という繰り返しになっています。和紙には独特の張り感があるので、服を支える為にもこの素材を使っています。

△製品で強く縮絨させているので、通常の水洗いで更に縮むことはありませんが、高い温度・圧力・アルカリ性では縮絨する可能性があるので、洗濯機で洗う場合は中性洗剤でドライコースの洗濯をおすすめしてください。手洗いでも勿論結構です。裏地が白で汚れやすいので、洗濯機で洗える事はメリットになります。元々製品洗いした状態でお出ししている商品で、シワもデザインの一部ですが、シワを気にされる方にはスチームアイロンの使用をおすすめしてください。

CT-03 和紙コート

CT-01 半纏コートの生地違いになります。軽やかに仕上げるため、袖口を1重に変更しています。

◯経糸・緯糸共に、綿と和紙を交互に配列した素材です。和紙と言っても手漉きの和紙ではなく、マニラ麻を原料に工業的に生産された和紙を細く断裁した物を使用しています。(詳しくはこちら)独特の張り感がある為、肌に張り付かず、快適に着ていただけます。

△洗濯機洗いで大丈夫ですが、和紙を使用している為過度の負担がかからないよう、弱水流をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

CT-04 高密度シルクコート

中国・雲南省に香雲紗という、絹織物をソメモノイモという芋から抽出した染料で何度も染めるという生地があり、その風合いを織りで再現しています。

シワ1つ無く綺麗にというよりは、腕まくりしてもらい、前も開けてもらってラフに着ていただけるイメージです。袖口は裏にカフス布があるので、自由に袖丈を調整していただけます。

衿や前身頃、カフスには敢えて接着芯を貼っていません。織物本来の張り感を楽しんでいただければと思います。

◯絹紡紡績糸を高密度に織っています。化繊に似た風合いですが、湿度調整等の絹の機能性はそのままです。また札のデメリット表記にもありますが、稀に絹糸の節などが生地に見られます。こちらは生地の表情の一部としてお楽しみください。

△本当にラフに着られる場合は家庭での手洗い(またはドライコース)でノーアイロンで大丈夫ですが、シワ等気になさる場合はドライクリーニングをおすすめしています。

CT-05 丹前コート

浜松の半纏工房にて製作した、丹前をベースにした中綿のコート。洋服のようにパターンメイクの工程を経ず、和服同様に寸法の指示だけで仕上げている。袖口、襟、裾、および中綿の閉じは全て手縫い。

◯表地は経糸綿、緯糸ウールの浜松産高密度生地を使用。裏地の綿も高密度の生地を使用し、中の綿を包み込むことでとても暖か。

△丹前は元来頻繁に洗うものではないのですが、汚れが気になった際はこちらのリンクを参照ください。ドライクリーニング不可です。

HT-01 OCガラ紡帽子

JK-03,07の残布を利用した帽子です。リバーシブル仕様。

◯・△ JK-03と同じ

JK-02 ロングジャケット

MITTANの定番のジャケットです。前身頃に差し込まれた三角の「おくみ」や直線の衿は日本の着物から、袖を折り返す仕様はブータンの「ゴ」という男性の衣装から採用しました。

袖丈が調整できて、肩幅が決まっていないので、性別、体型をあまり限定せず、多くの方に着ていただけます。実際に20代の女性から70代の男性まで、様々な方に購入いただいています。前を合わせて紐で締めるとかなり民族調になりますが、前を開けて着ていただくと所謂ショップコートのような感覚で、気軽に着用していただけます。

着物を意識して、表面にミシンステッチが全く見えない仕様になっています。衿とじ、裾、カフス上、全て手まつりで仕立てています。通常の洋服の仕立てとは異なり、手まつり部分はミシンに比べると弱いので、できれば購入時にお伝え下さい。手まつりが解けてしまった場合はお直しも受け付けています。京都で縫製。

◯浜松で織っていただいている、経糸:綿、緯糸:リネンの高密度素材です。かなりタイトに織っていて、緯糸がリネンなので、張り感は長く着ていても大きくは変化しません。紺・黒は経糸が黒。瓶覗は経糸が白です。紺と瓶覗は経糸と緯糸の色が違うので、太陽光の下では少し玉虫調に見えます。瓶覗という色は藍染めの用語ですが、こちらの瓶覗の緯糸の色は化学染料で染めています。

△頻繁に洗濯するものではありませんが、ネットに入れてドライコースで洗っていただけます。特に綿や麻の濃色は基本的に褪せやすいので、色の変化を気にされる方には、濃色衣類用の洗剤や、エマールなどの中性洗剤をおすすめしてください。水洗いすると1〜2%程縮みますが、構造上気にならない程度です。

JK-03 OCガラ紡ロングジャケット

素材の開発からデザインまで、一貫してブランドのコンセプトを体現できた服です。脇線は直線ですが生地のミミを利用して地の目を衿端に通しているので、前身頃の地の目は少しバイアスに。その為服に少し動きが出るようになっています。

柔らかくとても融通の効く生地で、衿を返しても綺麗に返ります。構造もシンプルなので、衿を返してウエストをピンで留めるという風に、色々工夫して着ていただけます。こちらもアームホールが無く袖丈をまくって調整できるので、対応サイズが広いです。

JK-03Cは藍と胡桃の2回染めです。あえて藍のムラ感が出るように染めています。京都で縫製。

◯経糸:絹紡紬糸(絹糸を作るときにでる、短い繊維の糸を紡績した糸。繭を全て使い切るという意味合いも、やわらかな風合いも好みです)、緯糸:(オーガニックコットンガラ紡績糸)のオリジナル生地。こちらも変型の山型斜文織りを一から設計しています。特に未染色の生成はガラ紡の糸くずが最初のうちは出やすいですが、徐々に落ち着いてきます。尾州産地で製織。

△表記は手洗いですが、ドライコースの洗濯機でも大丈夫です。水を通すと斜文織りの特性上、縦方向に少し縮みますが、アイロンをかけてもらうと直ります。藍×胡桃は下げ札の中の表記を確認いただいてください。

JK-05 リネンバンブージャケット

JK-02ロングジャケットの生地違いになります。補強の為、衿とじの手まつり部分のみミシンステッチに変更しています。京都で縫製。

◯JK-02は経糸綿、緯糸麻の高密度の独特の張り感が好評でしたが、JK-05は経糸を竹由来のレーヨンに変えることで、「硬」「柔」のコントラストのある独特の風合いに仕上がっています。ショップコートというよりもロングカーディガンのようなイメージで着ていただけます。

竹由来レーヨンに関しましてはこちらを御覧ください。

△頻繁に洗濯するものではありませんが、ネットに入れてドライコースで洗っていただけます。特に天然繊維の濃色は基本的に褪せやすいので、色の変化を気にされる方には、濃色衣類用の洗剤や、エマールなどの中性洗剤をおすすめしてください。水洗いすると1〜2%程縮みますが、構造上気にならない程度です。

JK-08 羽織ジャケット

2015AW〜。当季は特に平面的な構造を自由に着こなすことを念頭にした物づくりを進めました。衿・カフス・裾・ポケットを除いた、主な身頃と袖が大きな1枚の裁ち続きの布で構成されています。

袖のカフスをロールアップしたり、付属の腰紐でシェイプしたりすることで自由にシルエットを作って着こなしていただきたいアイテムです。

◯浜松で織っていただいている、経糸:綿、緯糸:綿の高密度素材です。

△頻繁に洗濯するものではありませんが、ネットに入れてドライコースで洗っていただけます。濃色は基本的に褪せやすいので、色の変化を気にされる方には、濃色衣類用の洗剤や、エマールなどの中性洗剤をおすすめしてください。水洗いすると1〜2%程縮みますが、構造上気にならない程度です。

JK-09 シルクジャカード羽織

水平・垂直の構造線のみで構成された羽織もの。襟の抜き方やサッシュを工夫するなどして、着こなしていただければと思います。京都で縫製。

◯インドで製織した、厚みのあるジャカード素材。経糸・緯糸の絹は機械紡績の手織りです。

△アテンションにも記載していますが、インドで糸染めを行っているため、洗濯時に色が出やすいので、必ず単独で洗ってください。中性洗剤の日陰干しでOKです

JK-10 二重織りジャケット

身頃から裁ち続きの幅広の衿と、リバーシブル仕様が特徴のビッグシルエットのジャケットです。

◯生地は二重織りになっており、表面と裏面で使用する緯糸が異なります。表 経糸:綿、緯糸:ウールリネン、裏 経糸:綿、緯糸:綿という構成です。二重織りの組織は厚みの割に軽いという特徴を表現しやすく、この生地はレピア織機というそこそこのスピードで織れる織機を使いながらも、シャトル織機という低速の織機のスピードで織ることで経糸にテンションをかけず柔らかな織物に仕上がっています。生地の産地は浜松です。

△ご家庭の場合はネットに入れて中性洗剤もしくはおしゃれ着洗いの洗剤で洗ってください。できましたらドライクリーニングコースや弱水流の優しい水流にしてください。先染めなのであまり気にならないかと思いますが、おしゃれ着洗いの洗剤で洗い、日陰干しを徹底すると退色はかなり防げます。ドライクリーニングでも勿論大丈夫です。

JK-11 超軽量羽織

JK-10とほぼ同じシルエットになりますが、AHを広くとっておりウインドブレーカー的な要素を強めたジャケットです。前の合わせも深く取れるので、しっかりと合わせてひもを結ぶとかなりの防風性能があり、春秋は勿論、真冬でも活躍できます。このデザインは特定の民族意匠をルーツにしていませんが、深く合わせて腰紐を締めるとブータンのゴ、モンゴルのデールの様な印象があります。

◯浜松で織っていただいている、経糸:綿、緯糸:綿の薄手のペーパーライクな高密度生地を福井で樹脂加工を施し、より紙のような表情に仕上げています。水洗いでの寸法変化はプレス後で2%程度です。

△樹脂コーティングが見た目にはっきりと剥げていくわけではありませんが、使用を繰り返せば樹脂に目には見えないクラックが入っていくことで少しずつ柔らかくはなってきます。但しペーパーライクな表情はかなり着用しても残ります。洗濯はご家庭の場合はクリーニングコース等であまり生地を揉まないようにすると、表情の変化は穏やかになります。ドライクリーニングも可能です。

JK-14 竹ワンピース

着物のパターンを参考に、襟ぐりと脇のカーブ以外ほぼ直線で構成されたワンピースですが、上見頃をバイヤス使いにすることで自然と身体に馴染みます。

元は着尺の小幅を活かすために作られたパターンですが、こちらは広幅で作られています。

◯溶解していないそのままの竹を綿と混紡した糸を経緯に使用したエコロジー素材。一部で環境問題が懸念されるバンブーレーヨンではなく表記も竹のまま。黒は反応染料。湖東産地で製織。

△通常の洗濯で大丈夫です。また、全て洗濯済なので寸法変化はほとんどありません。

JK-15 カディロング羽織

カディを使った一重の羽織もの。衿端には生地のミミを使い、縫い代も巻ロックで始末して軽やかに仕上げています。

◯インドは西ベンガル州のヴィレッジで織られた、経緯手紡ぎ、手織りのカディを使用しています。その為、経・緯共にランダムな糸の節が入り、ひとつの風景のようになっています。

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

JK-17 カディKASANE

JK-15と非常に似ていますが、こちらは衿幅が細く、折り返さない仕様になっています。またサイズは1のみで、袖丈も短くなっています。

時期によって色数はまちまちですが、KASANEの名の通り、同じものを2枚重ねて色を楽しんでいただく企画品です。

◯・△ JK-15と同じ

JK-18KL kalaコットンロング羽織

形はJK-15と同じになりますが、生地が異なりますので、以下に記します。

◯kalaコットンは品種改良がされていない原種の綿を使っています。コットンには大きく分けて4つの品種があるのですが、そのうちのヘルバケウムという品種が、kalaコットンになります。棉の生産の際には品種改良された綿(BT cotton)と比較しても水を多く必要とせず、農薬も使用されていません。また、染料は全て天然のものになります。生地づくりに際しまして、繊維長が長くない為に均質できれいな糸は作れませんが、撚りをかけて糸にすることで、自然の凹凸感を持った魅力的な表情となっています。また実際にkalaコットンの生地を一夏着用しましたが、吸湿性、速乾性に非常に優れた性能を持っていると実感しました。これは繊維長の短い繊維を用い、強めに撚糸を加えることで、自然なシボ感が生まれ、糸と生地の表面積が増えている為だと思われます。

尚kalaコットンの生地は機械紡績・手織りで作られています

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

PT-02 シルクデニムロング

スウェットパンツ風であり、デニム風でもあり、テーパードも入っていて意外とコーディネートし易いアイテムです。生地にコシは無いので、ロールアップはお薦めしません。

股下、内脇、外脇全て折伏せ縫いにしてあるので丈夫です。通常縫製の効率上パンツの内脇は伏せ縫いではなく、ロックミシンで割りが多いのですが、肌にロックミシン部分が当たると違和感があるのと、強度アップの為にこの仕様にしています。

◯中国産のシルクデニム素材を縫製後に弊社で胡桃染しています。経糸・緯糸共に絹紡紬糸(絹糸を作るときにでる、短い繊維の糸を紡績した糸)を使用しています。だんだんと肌に馴染み、肌にもくっつかず、調湿作用もあるので年中快適に履いていただけます。

ウエストの紐は表地と共地、膝裏の生地はカラムカリというインド製のウッドブロックプリントです。

△シルクですが、通常の洗濯機で洗っていただけます。染の時に水を通しているので縮みません。シルクの特性上摩擦には弱いので、洗濯機の際は弱く洗っていただいたり、ネットに入れていただくとより長持ちします。

PT-04 麻綿ロング

ワイドシルエットのテーパードパンツ。多くのトップスとコーディネートできるようにデザインしています。生地にコシがあるので、ロールアップしても崩れませんし、裾にタックを寄せてからロールアップすることで、モンペのようなかなり強いテーパードシルエットになります。また、ウエストはゴムと紐なので、好きな位置でキープできます。トップの丈に合わせてパンツ丈とウエスト位置を調整することで、どんなトップスに合わせてもバランスを取れます。

ウエストの紐は藍染めしたテープを京都の組紐屋さんで組んでもらったもの、紺・黒のポケットの裏地はカラムカリというインド製のウッドブロックプリントです。

股下、内脇、外脇全て折伏せ縫いにしてあるので丈夫です。通常縫製の効率上パンツの内脇は伏せ縫いではなく、ロックミシンで割りが多いのですが、肌にロックミシン部分が当たると違和感があるのと、強度アップの為、この仕様にしています。

◯JK-02と同じ

△JK-02と違い、全てミシン縫製の為、通常の洗濯機で洗っていただけます。特に綿や麻の濃色は基本的に褪せやすいので、色の変化を気にされる方には、濃色衣類用の洗剤や、エマールなどの中性洗剤をおすすめしてください。水洗いすると1〜2%程縮みます。裾上げの際はご注意ください。

PT-06 和紙パンツ

サルエルともんぺ(と少しジョッパーズ)の中間のようなパターンを採用したパンツです。股上が深いのみの洋服風サルエルパンツでは股下が引っかかり動きにくいので、動きやすいよう、運動量を確保しています。女性の方でも男性の方でも2のワンサイズでかなり対応ができ、裾をロールアップしてもテーパードが強くなりシルエットに変化が出ます。構造上PT-04とは異なり、裏面にはロックミシンが見えますが、ロックミシンにも全て綿糸を使用しています。

◯経糸・緯糸共に、綿と和紙を交互に配列した素材です。和紙と言っても手漉きの和紙ではなく、マニラ麻を原料に工業的に生産された和紙を細く断裁した物を使用しています。(詳しくはこちら)独特の張り感がある為、肌に張り付かず、快適に着ていただけます。

△洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、弱水流をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

PT-07 紋紗パンツ

袴をベースにしたワイドパンツです。袴のように全面のプリーツが非対称で、前中心の縫い目が隠れるようになっています。

◯西脇産地にて、日本に数台しかないジャカード絡み織機で製織したオリジナル素材を使用しています。絡みの部分は経糸が疎になり、光に透けます。 柄のパターンはブータンのヤタという杉綾組織の毛織物から採用していて、ベースの組織はデニムのように綾織りなので、表裏で表情が異なります。経糸は全て綿、緯糸は全て絹紡紬糸(絹糸を作るときにでる、短い繊維の糸を紡績した糸。繭を全て使い切るという意味合いも、やわらかな風合いも好みです)で、つるっとした糸が綿、ぼそぼそした糸が絹になります。

△シルクを使用していますが、既に洗いをかけているので洗濯機洗いで大丈夫です。過度の負担がかからないよう、弱水流をお薦めしています。

PT-09 竹パンツ

サルエルともんぺの中間のようなパターンを採用したパンツです。股上が深いのみの洋服風サルエルパンツでは股下が引っかかり動きにくいので、動きやすいよう、運動量を確保しています。女性の方でも男性の方でも2のワンサイズでかなり対応ができ、裾をロールアップしてもテーパードが強くなりシルエットに変化が出ます。構造上PT-04とは異なり、裏面にはロックミシンが見えますが、ロックミシンにも全て綿糸を使用しています。大阪で縫製。

◯溶解していないそのままの竹を綿と混紡した糸を経緯に使用したエコロジー素材。一部で環境問題が懸念されるバンブーレーヨンではなく表記も竹のまま。黒は反応染料。湖東産地で製織。

△通常の洗濯で大丈夫です。また、全て洗濯済なので寸法変化はほとんどありません。

PT-12RS カディパンツ

袴の形を参考に、パターンはほぼ直線で構成されています。裾も生地の耳を使っていて、非常に軽やかに仕上がっています。

◯地厚のカディを使い、全体を墨で染めた後に絞りの藍染を施しています。インドの絞り染、ラハリア(ヒンディー語で波の意味)を参考にした染めを福岡の宝島染工さんに依頼しています。

△一度洗濯機洗いはかけていますが、手洗いか、若しくは洗濯機を使われる場合は単独でクリーニングコースで洗ってください。

SC-02 緯糸カディストール

以前から手織りの良い素材と草木の色が組み合わされば、長く使えるものになると思っていました。110cmと幅広なので、バイアスにして長さを出したり、広げて夏場の冷房よけにしたりと、幅広い用途で使っていただけます。このくらい繊細な生地になると手織りでしか織れないので、他には無い質感になっています。

◯綿100%、経糸:機械紡績糸、緯糸:手紡ぎ糸です。インドの西ベンガル州(バングラデシュの隣)で織ってもらっています。

△綿素材なのでデリケートになる必要はありませんが、繊細なので引っかかりなどには注意してください。洗濯機でも洗えますが、草木染めなので、中性洗剤をおすすめしています。水分を含むと糸にかけた撚りの力で縮みますが、干すときにできるだけシワを取っていただいて、仕上げにアイロン(直で大丈夫です)をかけていただくと元に戻ります。

SC-04,5 カシミヤわたストール

やわらかなカシミヤ糸を使ったオリジナル素材のストール。SC-02と同様、良い素材と草木の色の組み合わせです。巾は狭いですが、縮絨したカシミヤはボリュームがあるので、しっかりと暖かいです。少し対角線上に引っ張ってから巻くと、ストールの裾が斜めになって動きが出ます。

◯経糸リネン、緯糸カシミヤで、滋賀の湖東産地で織ってもらっています。藍・草木・黒(科学)染めはそれぞれ工程が異なる為、風合いや巾に個体差がありますが、比較的硬い仕上がりの色も使い続けるとカシミヤの毛が立ち、柔らかになります。カシミヤは紡績していないわたの状態のものと通常の紡績糸を撚り合わせた、特殊撚糸を使用しています。かなり柔らかいので、毛玉になってもすぐに落ちますし、糸自体に凹凸がある為、目立ちません。

△家庭でのケアは中性洗剤で押し洗い後、バスタオルなどで水分を取って陰干し。乾いたらスチームアイロンで整えます。頻繁に洗濯するものではないので、汚れが目立たなければシーズン終わりにクリーニングに出していただく程度でも大丈夫です。

SC-06 綿布

インドネシアのサロンを巻いた体験から発想した、汎用性の高い綿布。 羽織ものとして、スカートとして、エプロンとして、ストールとして、様々な用途で使用可能です。巻き方の詳細は、納品時に添付した巻き方を参照ください。

◯インドの超長綿、スビン綿の100番単糸という非常に細い糸を、インドで機械製織。平織りです。

△家庭でのケアは中性洗剤・洗濯機で大丈夫ですが、細い糸なので丁寧に扱いたい時はネット使用をおすすめしてください。

SC-07 リネンシルクストール

滋賀湖東産地で製織したオリジナル素材。

◯麻の100番の経糸に絹の120番双糸と60番単糸を50cm交互に入れることで、色と質感に奥行きを出しています。草木染めは特に素材によって吸着が異なるので、化学染料と比較して染まり付きの違いが出やすいです。

△家庭でのケアは中性洗剤を使用、基本的には手洗いですが、洗濯機のドライコースでも大丈夫です。乾いたら直アイロンで伸ばしていただいても大丈夫です。

SC-08, 09, 10, 19, 20, 21, 30, 31, 32 毛布

冬に包まる毛布のようなストール類。ストール、正方形、大判の3サイズ展開。ウールを縮絨させることで軽さと暖かさを表現。

◯兵庫県西脇産地で製織したオリジナル素材。細番手の綿糸を経糸に、KN-01,02でも使用しているウルグアイ産の超極細メリノウールの紡毛糸を緯糸に使用。

△家庭でのケアは中性洗剤で押し洗い後、バスタオルなどで水分を取って陰干し。乾いたらスチームアイロンで整えます。頻繁に洗濯するものではないので、汚れが目立たなければシーズン終わりにクリーニングに出していただく程度でも大丈夫です。洗濯機で回すと更に縮絨してしまうので、ご注意ください。

SC-14 布巾

JK-03,07の残布をはぎ合せ、草木染の残液で染めたもの。絹の割合も多いので臭いにくく、ハンドタオルとしても○。MITTANでは生産時にでる端切れを捨てずに、再利用しています。また草木染の残液も可能な限り再利用しています。

SC-16 シルクラミーストール

群馬県は桐生産地で製織したオリジナル素材。

◯絹の経糸に麻番手で500番という極細の麻(ラミー、苧麻)を織り込んでいます。麻糸は綿番手で180番、毛番手で300番、デニールだと30デニールという極細の、通常機械では織れない糸に水溶性ビニロンという化繊を巻き付けて製織後に溶かすという方法で、手織りでしか織れないような繊細な質感を表現しました。

△家庭でのケアは中性洗剤を使用、基本的には手洗いですが、洗濯機のドライコースでも大丈夫です。乾いたら直アイロンで伸ばしていただいても大丈夫です。

SC-17 ラオスコットン布巾

SH-16,28の残布をはぎ合せた布巾。MITTANでは生産時にでる端切れを可能な限り捨てずに、再利用しています。

SC-27,28 ナーシシルク

群馬県は桐生産地で製織したオリジナル素材。

◯経糸に生糸を、緯糸には滋賀県で紡績されたナーシ糸を使用しています。ナーシ糸とは、タッサー蚕が繭を作り、木にぶら下がるときに作るヘタのような部分でウールのような力強さが特徴です。生成の色は無染色。

△家庭でのケアは中性洗剤を使用、基本的には手洗いですが、洗濯機のドライコースでも大丈夫です。乾いたら直アイロンで伸ばしていただいても大丈夫です。

SH-02R プルオーバー小

夏場を快適に過ごせる、Tシャツ風のカディプルオーバー。ほどよい運動量と丈感、だらしなくならない衿元で愛用いただいています。

◯インドは西ベンガル州のヴィレッジで織られた、経緯手紡ぎ、手織りのカディを使用しています。その為、経・緯共にランダムな糸の節が入り、ひとつの風景のようになっています。

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。濃色は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-03,08 カディシャツ

春〜初秋を如何に快適に過ごすかを考えてデザインしました。MITTANでは洋服の提案は少ないのですが、他のアイテムとの現代的なコーディネートも考慮しています。その為できるだけ、用途以外の洋服の要素を省いており、衿やカフスは小さく、ポケットも無い仕様になっています。但し機能的に着ていただけるように、袖山をいせ込んで、袖底を高めに設定することで腕周りの運動量を、背中のヨークにタックやギャザーではなく、いせを入れることで背中の運動量を確保しています。

また、通常使う接着芯を一切使用していないので、柔らかく仕上がっています。縫製糸は全て綿糸の30番、肌に触れても優しい触感です。ボタンには厚めの白蝶貝を使用しています。全色洗いをかけているので、着用後の寸法の変化はほとんどありません。

補強ステッチの商品は長く着装しているうちに綻ぶであろう箇所を、予め補強しています。またリペアも可能なので、補強に補強を重ねていくという楽しみ方もできます。カディの生地は吸水性も良く、手紡ぎの糸の凹凸は肌にあまりくっつきません。日本の気候にも適した、ベーシックウェアです。

◯インドは西ベンガル州のヴィレッジで織られた、経緯手紡ぎ、手織りのカディを使用しています。その為、経・緯共にランダムな糸の節が入り、ひとつの風景のようになっています。

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-05,15 シルクロングシャツ

SH-05は厚地・15は薄地になります。絹を肌に近いところで着ることの快適性、シャツというアイテムの再考を意識したシャツです。着物のような長方形の襟と、袖丈が調整できる裏カフスの仕様で着る人の好みや気候に合わせて調整しながら羽織物として、時にインナーとして使用いただけます。京都で縫製。

◯京丹後の絹織物専門工場にて製織しています。すでに洗いをかけているので縮みはありません。

△絹は通常ドライクリーニングですが、こちらは洗いをかけているのでご家庭でお洗濯いただけます。ネットに入れてドライクリーニング用の洗剤で大丈夫です。シワにはなるので、裏から直アイロンをかけていただけます。ただ絹はほとんど臭わないので通常の着用後は風通しの良いところに置いていただき、汗をかいたらそこだけ濡れタオルでたたいてもらえば、頻繁に洗濯しなくて大丈夫です。絹は摩擦にはどうしても弱いので、頻繁な洗濯は生地

SH-07 麻綿高密度シャツ

SH-03カディシャツは春〜初秋を快適に過ごすイメージでデザインしましたが、こちらはコート位ハードな生地をシャツに仕立てています。風を通しにくいので暖かく、繰り返し着用することで風合いも柔らかくなります。全色洗いをかけているので、寸法の変化はほとんどありません。ボタンにはラクダの骨を使用しています。

◯浜松で織られた麻綿の高密度素材です。経糸:リネン、緯糸:綿です。

△かなりタフな素材なので、通常の洗濯機洗いで大丈夫です。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-09 カディシャツロング

SH-03のロングバージョンです。一般的なロングシャツのようにレディース向きの裾広がりのシルエットでは無く、ほぼストレートシルエットでインドの男性服、クルタをイメージしました。

◯インドは西ベンガル州のヴィレッジで織られた、経緯手紡ぎ、手織りのカディを使用しています。その為、経・緯共にランダムな糸の節が入り、ひとつの風景のようになっています。

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-12 和紙プルオーバー

袖まで裁ち続きの前後の身頃の脇に長方形のマチを付けて、機能性を確保しています。CS-01、02と同じく、神社で使われる形代人形に発想を得ました。ポケット付きです。

◯経糸・緯糸共に、綿と和紙を交互に配列した素材です。和紙と言っても手漉きの和紙ではなく、マニラ麻を原料に工業的に生産された和紙を細く断裁した物を使用しています。(詳しくはこちら)独特の張り感がある為、肌に張り付かず、快適に着ていただけます。

△洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、弱水流をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-13 紋紗ロングジャケット

形はSH-05とSH-15と同様の定番のロングシャツ。組織の違いを生かしてリバーシブル仕様です。

◯西脇産地にて、日本に数台しかないジャカード絡み織機で製織したオリジナル素材を使用しています。絡みの部分は経糸が疎になり、光に透けます。 柄のパターンはブータンのヤタという杉綾組織の毛織物から採用していて、ベースの組織はデニムのように綾織りなので、表裏で表情が異なります。経糸は全て綿、緯糸は全て絹紡紬糸(絹糸を作るときにでる、短い繊維の糸を紡績した糸。繭を全て使い切るという意味合いも、やわらかな風合いも好みです)で、つるっとした糸が綿、ぼそぼそした糸が絹になります。

△シルクを使用していますが、既に洗いをかけているので洗濯機洗いで大丈夫です。過度の負担がかからないよう、弱水流をお薦めしています。

SH-14 綿高密度シャツ

SH-03カディシャツは春〜初秋を快適に過ごすイメージでデザインしましたが、こちらはコート位ハードな生地をシャツに仕立てています。風を通しにくいので暖かく、繰り返し着用することで風合いも柔らかくなります。全色洗いをかけているので、寸法の変化はほとんどありません。ボタンにはラクダの骨を使用しています。兵庫で縫製。

◯浜松で織られた高密度素材です。経糸:綿、緯糸:綿です。

△かなりタフな素材なので、通常の洗濯機洗いで大丈夫です。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-16 ラオスコットンロングシャツ

SH-05,15と同様のパターンですが、こちらは手織りの綿生地の快適性をより実感していただけます。京都で縫製。

◯ラオス北部のポンサリー県、ニーニャン村で製織。現地の方々は綿花の栽培から製織、染色まですべて地元で完結する生地作りを続けています。生地の中の糸でブルーは藍、ブラウンはソメモノイモ、グレーはグァバで染めています。

△通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。

SH-17 カディワイドシャツ

SH-03のワイドバージョンです。シャツ仕様のアイテムですが、ボタンの留め方で羽織のようにも使用できます。袖口にカフスがあってもボタンが無いのでロールアップしやすい仕様になっています。袖丈の調整や、ボタンの調整で工夫して着ていただければと思います。兵庫で縫製。

◯・△ SH-03と同じ

SH-18 竹プルオーバー

オーバーサイズのプルオーバー。体と生地の間の空間を多くとることで着ていないかのような解放感があります。サイズ2は~180㎝位の方まで対応しており、ワンピース感覚で着られる女性も多いアイテムです。京都で縫製。

◯・△ PT-09と同じ

SH-25WB 半袖カディシャツ

カディの生地をほぼ残布を出さずに1枚布で構成されたシャツ。サイズはワンサイズですが、ほぼ平面なのでメンズ・レディース問わず、自然に身体に馴染みます。

◯・△ SH-03と同じ

SH-27 大麻シャツ

SH-03カディシャツよりもゆとりを持たせたボディに大麻の素材を合わせました。

◯ 大麻100%の糸を経糸と緯糸に使用。手績みの大麻布とは異なりこちらは紡績糸になりますが、強靭だけれども清涼感があり、経年変化で肌に馴染んでいくという大麻の特徴が十分に生きた素材になっています。

△ 通常の洗濯機洗いで大丈夫ですが、手織りの為過度の負担がかからないよう、ネットに入れる事をお薦めしています。黒・藍は色移りを避けるため、最初は単独洗いをおすすめしてください。藍については下げ札の中の表記をご確認ください。

SH-28 ラオスコットンロングシャツ

SH-16のロングバージョン

◯・△ SH-16と同じ

SH-30 大麻ロングシャツ

SH-27のロングバージョン

◯・△ SH-27と同じ

SH-33 0カウントプルオーバー

夏場を快適に過ごせる、Tシャツ風のカディプルオーバー。ほどよい運動量と丈感、だらしなくならない衿元で愛用いただいています。

◯ インドで手紡ぎ、藍で糸染め、手織りされた太番手のカディを使用しています。生地厚はありますが、手紡ぎの糸は空気を含み、凹凸感もあるので真夏でも快適に着ることができます。

△ かなり洗はかけていますが、洗濯機で洗われる際は単独での洗いをおすすめします。

SH-35 0カウントロングシャツ

着物のような長方形の襟と、カフスの仕様で着る人の好みや気候に合わせて調整できる羽織物として使用いただけます。京都で縫製。

◯・△ SH-33と同じ

T-03 シルクパイル長袖

表面に綿、裏面に絹紡紬糸を仕様したカットソー。袖口と裾にはリブではなく地の目を変えた共地を使用し、安定した仕上りにした。肌に当たるほうがシルクなので、快適に着用できる。埼玉県で編立て。大阪で縫製。

△生成は洗濯機の通常コースで、草木染は下げ札に準じてください。

VE-03 リネンウールベスト

シャツとのコーディネートを重視したベスト。衿のVもアームホールも浅めにしています。脇にスリットがあるので、ウエストまわりにボリュームのあるパンツとの相性も良いです。インド製の水牛の骨のボタンを使用しています。

◯CT-02と同じ

△CT-02と同じ

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