植物繊維製品の保管
コットン・ヘンプ・リネン・ラミーなどの植物繊維製品は、セルロースを主成分とするため、水分を含んだまま放置するとカビや黄変を起こしやすく、直射日光下の紫外線は繊維を劣化させて強度低下や色あせを招きます 。保管前には汚れや汗ジミをしっかり落とし、日陰で風通しの良い場所で完全に乾燥させてください。収納には通気性のある綿袋や不織布袋を使用し、除湿剤を併用することで余分な湿気を吸収し、カビや黄変を抑えます 。季節の変わり目には一度取り出して陰干しと点検を行うことで、風合いを長く保てます。
なお、草木染め製品は天然の染料を用いているため、直射日光や強い室内照明の光によって色あせしやすい特性があります。保管の際には、光が当たらない暗めの場所で扱うようご留意ください。
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